- 片付けをしてもすぐ散らかってしまう
- 片付けをしてもまたすぐモノが増えてしまう
- モノの置き場所が決められない
本記事ではこういった悩みを持った方に向けて、片付けの習慣づけの方法と小技を紹介します!!
本記事の内容
- 習慣づけのコツ:1イン2アウト
- 習慣づけのコツ:1日1与
- 習慣づけのコツ:5秒ルール
- 習慣づけのコツ:6割収納
- 習慣づけのコツ:数量限定
- 習慣づけのコツ:写真暗示
- 習慣づけ【小技3選】
片付けをしてしばらくしてからまた散らかる…
すぐ散らかる片付けは、本当の片付けではありません!!
二度と片付けないようにするには、二度と散らからない片付けの習慣を身につける必要があるんです。
本記事で紹介する片付けのコツを身につけると、二度と散らからない部屋にすることができます。
片付けながら実践するとさらに作業がはかどりますので、ぜひ実行してみてください!!
片付け習慣をつけるのコツその1:1イン2アウト
片付けを習慣にするためのコツ1つ目は、1つ入れたら2つ出すという方法。これを徹底する方法です。
「1イン1アウトじゃなダメなの?」
はい、ダメです!!
なんでかというと…
- 人からもらったモノ
- 知らないうちに家に入ってくるモノ
こういった、いつの間にか増えたモノに対応できないからです。
なので、1つ入れたら2つ出すというバランスが大事になってきます。
慎重に買い物するようになる
1イン2アウトの習慣が身につくと、モノを買うときに吟味するクセが自然に身についてきます。
1つ入れたら2つ処分しなければいけないので、慎重に買い物するようになるってことですね。
片付け習慣をつけるのコツその2:1日1与
片付けを習慣にするためのコツ2つ目は、毎日1つ、持ち物を人にあげることで確実にモノを減らしていくという方法。
人は自分のために何かをする(利己的行動)よりもの、人のための行動(利他的行動)を取った方が、幸せを感じるというのが、ポジティブ心理学の定説。
自分にとってちょっといいモノが誰かにとってはすごくいいモノだったりします。
人にあげることで自分の部屋が片付いて、相手も喜んでくれる、win-winな片付けテクニック!!
「売る」も一つの選択肢
いちばん手軽なのが人にあげてしまうことなんですが、フリマアプリなどに時間を使える人は、売るというのも一つ。
ただ、忙しくてフリマアプリに時間を割けないっていう人は、やっぱりあげしまう方が効率的です。
目的は片付けであって、モノを売ることは手段の一つだということをお忘れなきよう!!
片付け習慣をつけるのコツその3:5秒ルール
「5秒ルール」は正式には「5秒以内に元に戻せるルール」。これが、片付けを習慣にするためのコツ3つ目です。
5秒で元に戻せるつまり、使う場所のすぐ近くにモノを置かなければならない、ということです。
「なんとなく、この辺に...」ではダメです。
迷いが生じて時間を使います。
大事なのは、"完全に"置き場所を決めること。
そうすると迷うことも時間を使うこともありません。
置き場所が決められないモノの行方
置き場所が決められないモノは、結論から言うと処分した方がいいです。
置き場所を"完全に"決められないと、部屋が散らかりますし、ストレスと手間が増えます。
いきなり徹底できない人は「空っぽコーナー」を設けてください。
置き場所を決められないモノをいったん置いておく場所です。
- 1日に1回再度置き場所を検討して、"完全に"置き場所を決める
- 決められないなら思い切って処分
- 捨てるのがもったいないなら、前述した「1日1与」で人にあげるのもよし
「空っぽコーナー」は空っぽにしておくから、空っぽコーナーの役割を果たします。
片付け習慣をつけるのコツその4:6割収納
片付けを習慣にするためのコツ4つ目は、6割収納ルール。
これは、5秒ルールを守るためのルールです。
例をあげますね!!
- 本棚に本がぎっちり詰まっている
- 取り出すのが面倒
- 本を読み終える
- 本を本棚に戻すのに手間がかかる
これだと時間がかかって5秒ルールが適用できません。
なので6割収納ルールを活用します!!
収納ではなく、飾る
6割収納ルールにのっとって、詰め込みすぎず適度な隙間を持たせながら収納していくと、収納というよりは飾っている感じになってきます。
つまり、取り出しやすくしまいやすいモノの置き方は、収納ではなく飾ることということになります。
飾る感覚でモノを配置していくと、自然と6割ルールにのっとった収納になります。
洋服屋さんのディスプレイがそうですね。
お客さんが見やすいようにディスプレイされ、それでいて手に取りやすい。
水回りは4割収納
掃除を頻繁にしなければいけない水回りは4割収納がいいです。
頻繁に掃除しないとカビの温床ですからね。
余計なモノは処分して、掃除しやすい環境を整えてあげると、清潔で快適な空間を維持しやすくなります。
片付け習慣をつけるのコツその5:数量限定
片付けを習慣にするためのコツ5つ目は、数量限定ルール。
数量限定の習慣は、服を例にするとわかりやすいです。
「自分がどれくらいの服を持っていれば快適か」を見極めるために、毎日記録を取ります。
毎日記録を取らなくても、直近1週間を振り返ってもOKです。
- カジュアルな服で暮らす日は週のうち何日あるか
- 部屋着のままで過ごす日はないか
- スーツを着る日は何日か
例えばこんな感じで「ライフログ」をつければ、自ずと必要な服の数を知ることができます!!
いつも同じ服だと思われたくない
女性はこういった考えの人が多いと思います。
(わたしは全然気にしないズボラ主婦ですがね)
ここでちょっと、あなたに質問です!!
今日あるいは昨日会った人の服装を覚えていますか?
そういうことです。
数日前と同じ服を着ていても、気付く人はほとんどいません。
ファッション関係の仕事をしている人や服にこだわりがあってそれが生きがいの人以外は、自分が快適だと思える数の厳選された服だけを残しておいたほうが得策です。
数量限定のコツをもう少し紹介します。
機能を兼ねるものを持つ
具体的な数字を出すと、同じ機能のモノは3つ必要ありません。
- タオル...普通サイズのタオルがあれば、小さいサイズのフェイスタオルはいりません。
- 便座カバー...洗い替え分も含めて2つあれば、3つ目はいりません。
こんな感じ。
機能を兼ねたモノを持つと、数量限定しやすくなります。
服を休ませる
服や靴は中3日あけて休ませると長持ちすると言われています。
気に入ったモノを長く使えれば、幸福度も上がるし買い替えのコストも削減可能。
なので、もし会社員の方でスーツを毎日着なければいけない人は4つ用意するのがオススメ。
スーツを中3日休ませてあげることができます。
数量限定で限られたモノを使い回すわけですから、メンテナンスに手間のかからないモノがいいですね。
シャツであれば、アイロンがけが必要ない、形態安定シャツなどがあります。(料金と時間のコストを計算して、その方が得だと判断したらクリーニングもOK)
「テーマ」を決めた服選び
服の数量限定のコツを最後にもう一つ。
- 自分が何を着たいのか
- 自分に合うのはどんな服なのか
これを考えます。
「自分がこういう服を着よう」というテーマを決めて、テーマに合致する服だけを買う、あるいはそこまで服に興味がない、という人なら、どんな自分になりたいかを考えると、服選びに悩む時間も減りますし、無駄な小物なども買わなくなります。
片付け習慣をつけるのコツその6:写真暗示
片付けを習慣にするためのコツ6つ目は、写真暗示です。
- 部屋が片付いたら、片付いた部屋の写真を撮る
- 撮った写真を印刷する
- 壁に貼っておくか、可能であればフォトフレームなどにいれて、目につく場所に飾っておく
洗面所にきたら嫌でも鏡の前に立ちますし、鏡の前にきたら髪型を気にしたり、女性なら肌荒れなんかも気にしますよね?
これを部屋の片付けにも活用したのが、写真暗示です。
自然と目に入る場所に写真を飾ることで、部屋が散らかっていることに気付くように仕向けるというもの。
子供の片付けにも効果的
子供に部屋の片付けを促しても、大抵はうまくいかないもの。そんな時もこの写真暗示は使えます!!
子供は模倣や間違い探しが大好物なので、片付いた写真を見せればゲーム感覚で片付けをします。
「子供が片付けをしなくて困っている!!」という人は、ぜひ活用してみてください。
片付け習慣をつけるのコツ:小技3選
最後に片付けをする際の小技を3つ紹介します!!
二度と散らからない習慣のプラスαとして取り入れてみてください。
香りのコントロール
散らかってしまいがちな場所には、石鹸の香りのような清潔感を連想させる香りを漂わせておくと、それだけで散らかりにくくなるという研究結果が報告されています。
自分なりに清潔感をイメージする香りを選んで、片付けのモチベーションをあげましょう。
フォーカルポイント
フォーカルポイントとは、建築・園芸などで使われる言葉で「家の中で中止される特別な場所」「目を引く点」という意味です。
(「フォーカス」とは違いますからね?!)
部屋の中で一箇所だけ、いつでも完璧にきれいになっている「聖域」(フォーカルポイント)をつくることで、「家中がこれくらい片付いていたらいいな」という理想の状態を常に保つようにします。
理想的な「聖域」があることで、人は無意識のうちにそこに合わせて家の中を整えようとします。
「if-then プランニング」で掃除を習慣化
「if-then プランニング」ってなんぞ?という方に説明しますね。
「もし、Xが起きたら(トリガー)、そのときはYをやる(タスク)」という風に、条件を事前に決めておくことで目標を達成しやすくなる
これが「「if-then プランニング」です。
例えばこんな感じ。
- 洗面所で手を洗ったあと、ペーパータオルで手を拭く
- 拭き終わったらそれを使って飛んだ水滴や石鹸の泡などを拭き取ってから捨てる
ただ単にモノを増やさないことを優先するなら、1枚で何度も使える雑巾の方がいいと考える人もいるかもしれませんが、掃除のたびに雑巾を洗う時間を取られること、面倒くささから掃除のハードルが上がることから得策ではありません。
使い捨てのペーパータオルや洗い流せるトイレシートなどを活用して、「〇〇のついでに××をする」習慣を身につけましょう。
まとめ:片付け習慣を身に付けて二度と散らからない部屋に
今回は、二度と散らからない部屋にするための習慣術について紹介しました。
- 1イン2アウト
- 1日1与
- 5秒ルール
- 6割収納
- 数量限定
- 写真暗示
どの方法も片付けながら実践できるので、片付けをやりながら意識してみてください。
この習慣が身につけば、歯磨きをするように片付けができるようになります。
「片付けするぞ!!」と意気込まなくても、呼吸をするかのごとく、生活の中に溶け込ませることができるということ。
汚部屋知らずの二度と散らからない部屋目指して、日々の片付け作業のときに意識してみてください!!
本日は以上でございますっ
最後まで読んでいただきありがとうございました!!